2026.05.13社長コラム
ものを失くすこと
株式会社東具 代表取締役社長の清水貴義です。
日頃より、東具に関わる皆様方には誠に感謝いたします。
現在アメリカ・イラン戦争により、石油由来のナフサを原料とするあらゆる製品の流通が滞り、日本をはじめ世界が混乱している状況です。単純に早く戦争が終わることを願うばかりです。
ゴールデンウィークも明け、新社会人の人たちは久しぶりの長い休暇をどのような気持ちで過ごしたのでしょうか? 五月病という言葉もありますように、気持ちの面で変化が訪れる人もいるようです。
ちなみに厚生労働省が発信している五月病の定義とは、「ゴールデンウィーク(春の大型連休)を過ぎた頃に、新入社員や人事異動などの環境変化などあった人が、新しい環境への適応がうまくいかず、なんとなく体調が悪い、やる気が出ないなど心身に不調があらわれる状況」になります。
五月病は正式な病名ではなく、医学的には「適応障害」「抑うつ状態」などの病気と関係があるとされることが多いです。五月病への対策も厚生労働省のホームページに掲載されていますので、本人もしくは周囲で気になる人がいらっしゃったら確認してみてもいいと思います。割と納得できることが述べられていると思います。
また、5月1日は世間ではゴールデンウィークの真っ只中でありますが、東具にとっては新しい年度のスタートの日です。(4月30日が決算のため)
例年、決算までの追い込みで業務に集中していた東具社員の方々が、一息つけるのも5月3日からということで、有給休暇を上手に活用して長期休暇にしてリフレッシュしていただきたいところですが、なかなか割り切れない人も多いようです。
さて、季節は春から初夏へと向かい、二十四節気の立夏も過ぎました。
この穏やかな気候により注意力が散漫になり、忘れ物をしたり落とし物をする人が統計上多いとされていますが、実際のところは人の性格によるものだと私は考えます。
それというのも私の周囲の人で、ものを失くすことが多いという人を何人か知っています。全員とは言いませんが、そのような人たちはものを失くしたことに対してさほど落ち込んだり反省するような様子をあまり見せず、楽観的な感じに見受けられます。とはいえ、失くしたタイミングでは少し改善策を講じるなどしているのでしょうが、優先度が高くないせいか運用するまでに至らないようです。それがゆえにまた失くすということを繰り返してしまっています。
ちなみに私はここ数年、ものを失くしたことがありません。というのも貧乏性というのもありますが、ものを失くすことを極力嫌っているからです。
まず、ものを失くすことで単純に損をします。そして、どうして失くなったのか、どこで失くしたのか頭の中をそのことで巡らせることになります。そして場合によっては人の手を煩わせたりすることもあります。また、失くしたものを補填するために再度購入するなどの手間や金額が生じます。さらに言うと、無駄なことをしているのでエコとは反対のことをすることになります。
私は、私物であれば少しでも長く使いたいという思いで、ものを管理しています。
そして、ものには適切な対応年数がありますので、然るべき時期には代替えも必要だという思いもあります。
ただし、まだ然るべき時期を迎えていないうちに不具合が生じた場合は、無機質なものでも命が宿っているという思考であるがゆえ、修繕したいという思いは強いです。
ですから無駄にキズがつかないようにとか、失くさないために決められた場所に収めるなど、自分ルールがあります。財布はバッグのここのファスナーのスペース、キーケースはバッグのここのポケット、スマホはここ、名刺入れはここ、ハンカチはズボンの左前ポケット、、、、、などなど。
幼稚園生の出かける時の準備みたいな感じですが、決まった場所に収めておけばキズもつきにくく壊れるリスクも軽減されますし、何より探す時間の無駄がなくなります。
これを普通のことだと思う人もいれば、そこまでしなくてもと思う人もいるでしょう。
別に法律で決まっているわけでもないですし、人それぞれ好きなようにすればいいと思いますが、私の性格がものを大切にしたいということと、時間の無駄を嫌うからというだけのことです。
大げさに感じるかもしれませんが、いま石油製品の流通が不安定な状況と、物価高、地球温暖化なども、ものを失くすことによって生じる影響はあるのではないかと思います。
ものを失くさないようにするなど、ものを大切にすることに努めることで、少しでもストレスを感じることのない生活を送れたら良いと思います。











