2025.06.12Web
無料のヒートマップツールClarityとは
Webコミュニケーション事業部の安田です。
今回はMicrosoftが提供している無料のヒートマップツールClarityを紹介したいと思います。WEBサイト分析でヒートマップを導入したいときの参考にしていただければと思います。
ヒートマップとは
ヒートマップはWEBページの見られているところ、タップされているところなどを可視化してくるれるツールです。ユーザーの操作を可視化することでページの改善を行うことができます。
Microsoft Clarityとは
Clarityの機能にはヒートマップ、セッションの記録、分析情報があります。
ヒートマップでは「クリック」「スクロール」「アテンション」の確認ができます。
ヒートマップ
ヒートマップでは「クリック」「スクロール」「アテンション」の確認ができます。
タップ
タップはタップ・クリックされた箇所、数を確認できます。
スクロール
スクロールはページのどこまで、どれぐらいスクロールされたかを確認できます。
アテンション
アテンションはページの良く見られているところを確認できます。
セッション
セッションの記録ではユーザーがどのような操作をしているか?を実際に見ることができます。
分析情報
分析情報はまとめられたサイトのアクセス情報やパフォーマンスなどを確認できます。
これらの機能が無料で利用できます。
Clarityの利用方法
Clarityは以下の流れで利用できます。
アカウント登録
アカウント登録は「Microsoftアカウント」「Facebookアカウント」「Googleアカウント」のいずれかで登録できます。
新しいプロジェクトの作成
アカウント登録後にログインし、「新しいプロジェクト」をクリックしてプロジェクトを作成します。
タグの設置
「名前」「WebサイトURL」「Webサイトの業種」を入力して「新しいプロジェクトを追加する」をクリックします。
プロジェクトを作成したらタグの設置方法を選択し、タグを設置します。
以上で設定は完了です。
2時間ぐらいで集計データが表示されるようになります。
他に「Googleアナリティクス」や「Google広告」との連携も行うことができますので必要に応じて設定してください。
最後に
ヒートマップを導入することでユーザーの操作が見えてきます。こちらが想定していることと差異があれば修正を行いユーザーにより良い体験を提供でき、成果にもつなげることができると思います。
分析やサイト改善のご希望がございましたらお気軽にご連絡ください。