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2025.12.10社長コラム

命について

株式会社東具 代表取締役社長の清水貴義です。
日頃より、東具に関わる皆様方には誠に感謝いたします。

今年も12月に入り、年末に向けて世間も慌ただしく時間が動いている感じがします。

2025年という年を振り返ったときに、この1年で個人的にも身近なところで大きな出来事が多々起こった年でした。
月日順で挙げさせていただきますと、昨年の大晦日に103歳の父方の祖母が亡くなりました。父方母方両方の祖父母では最後の祖父母になりましたので、私の祖父母はいなくなり世代の移り変わりを感じることになりました。

4月には大阪・関西万博開催があり、人生の半分以上を大阪で過ごしてきた私は、テーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」ついて考えることができた貴重な機会でした。

7月には東具の創業者であり、私の30年来の恩師である久米幸会長が亡くなりました。
社会人としてのあるべき姿や経営についてなどたくさん学ばせていただき、いまの私があるのは紛れもなく久米会長のおかげです。

そして10月末には田舎の父が亡くなりました。親不孝な私は父の最期を看取ることができませんでした。
父は2年ほど前よりがんを患い、日常生活を送りながら闘病していました。我慢強い父は遠く離れて暮らす私に対して心配をかけまいと弱音を吐くこともなく、常に自分のことを犠牲にしてでも人に対して思いやりのもてる尊敬できる父でした。最後に言葉を交わしたのは亡くなる3週間前で、治療病棟から緩和ケア病棟に移る日でした。約2年ぶりに会う父は、その前日に脚を骨折して歩行ができなくなったこともあり病室のベッドでは痛々しい姿でした。会話は普通にできる状態でしたが、余命いくばくもない父が二度と歩行ができないと思うと不憫でなりませんでした。
その日は面会時刻まで少し時間がありましたので、私は実家の墓掃除をしてから病棟に向かいました。そのことを何気なく父との会話の中でしたところ、「もう思い残すことはない」と言った父の言葉がとても心に残っています。
父は、若くして亡くなった私の兄にあたる長男の墓を40年以上もの間、常にきれいに管理していました。長男のことを思う父の真面目で優しい気持ちに感服しました。

人が亡くなることについて、私は寿命という考えをもっていましたので、そのことについて少々冷静な価値観がありました。
しかし、さすがに自分の人生に大きく影響をおよぼす人のことに対しては感慨深いものがあります。

最近、自分の命についても考えることが多くなりました。
特に、車の運転をする私は過労運転や居眠り運転になることに脅威を感じています。若くて体力があるときと現在の自分との違いもありますし、外的要因などで運転に支障をきたす可能性があれば運転を控えることを心がけています。

年の瀬のせいか、実際に交通事故を目の当たりにすることが多くなり、先日は1時間の間にたったいま起こったであろう事故を3件も見かけました。
車を運転する人にしかわからない脅威かもしれませんが、本人の注意だけではなく周りの人の気遣いで事故をなくすこともできると思います。

12月中旬に父の四十九日法要のため田舎まで長距離運転をしますが、周りに迷惑をかけないように安全運転に努めたいと思います。

投稿者

清水 貴義

代表取締役社長

清水 貴義

東京支店長、専務取締役を経て平成22年3月に代表取締役社長に就任。

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