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2022.06.14社長コラム

エアコンの設定温度について

株式会社東具 代表取締役社長の清水貴義です。日頃より、東具に関わる皆様方には誠に感謝いたします。今年の夏は暑くなりそうだと、どこからかそんな話を聞いて、4月・5月は確かに夏を思わせるような暑さでした。6月6日時点で関東甲信越地方は梅雨入りしたとのことで、平年より1日早く九州南部より早いのは17年ぶりとのことです。そして関東地方では梅雨寒で気温が日中でも20度にも上がらない日が続いたり、場所によっては大粒の雹が降って家屋や畑の作物が被害を受けたり、良くないことに自分自身が異常気象にも若干慣れつつあります。地球温暖化が進む中、「そりゃそうだろな」と思うようになってしまっています。とはいえ、世の中では地球環境にやさしくあるための試みが活発化されているようにも見えます。SDGsというワードが広まり、石油や電気代の高騰により人々が意識して行動していることは素直に良いことだと思います。

しかし、多様化や人権の尊重がうたわれている昨今において、何が正しくて何が間違っているのか迷うことも増えてきました。「そんなの常識だよ」というフレーズが死語になっていると私は思っております。環境のためにとやっていることが見る角度によっては効率を悪くしたり生産性を下げたり、バランスをとることが大切なのかなぁと思うこともあります。

夏のエアコンの冷房の推奨設定温度が28度と環境省が発表しています。実際に快適かどうかといえば、人によっては暑いと感じたり、ちょうどよいと感じる人もいるでしょう。身体の構造上、男性と女性でも大人と子供でも体感は違いますので、一般的には低めの温度設定にしておいて寒く感じる人が羽織もので調整するといったところでしょうか。

真夏に生鮮食品スーパーに行ったときは、寒くて風邪ひきそうだと思われた方もいるのではないでしょうか。生鮮食品が傷まないようにというのもわかりますが、ある意味冷蔵庫の中に買い物に行くようなものですのでそれなりの覚悟が必要です。寒さに対しては個人で調整できますが、暑さに対しては個人で調整するにも限界がありますので、施設で温度を低めにしておかないと、暑さにやられてお客さんが汗だくになったり熱中症になる恐れもあります。

オフィスにおいても同じです。私は過去真夏に当社のオフィスのところどころの冷房の設定温度を28度に設定されているか見回っていたことがありますが、場所によっては24度や21度となっており、28度に設定し直してもまた21度に戻っている。仕方がないので26度設定を推奨し直したこともあったのですが、結果は同じで21度になっている。その場所は21度が快適に効率よく仕事が出来る温度なのだなと思うようにしました。この6月上旬で当社のオフィスを見回ってみると25度設定のところが多かったですが28度のところはなかったです。しかし、設定温度を1度高くするだけで約13%の節電効果があるとも言われています。仕事の効率を上げるためにも、施設の方でも設定温度もこまめに調整し、換気をしたり扇風機やサーキュレーターなどを使って工夫をし、個人では服装や小物で暑さを凌ぐなどの工夫を出来ることから始めていけたらいいなと思います。

投稿者

清水 貴義

代表取締役社長

清水 貴義

東京支店長、専務取締役を経て平成22年3月に代表取締役社長に就任。

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