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2023.10.13用語

販促用語集Vol.22「色校正」「文字校正」「立体校正」って何ですか?

こんにちは。東京営業の柴田です。
私たちの業界特有の、用語の意味について解説する「販促用語集」のVol.22です。

今回は、第22回目ということで、「校正」に関する用語をご説明いたします。※今回は、全3回の内、2回目になります。
(初回は、「販促用語集Vol.21「簡易校正」「本紙校正」「本機校正」って何ですか?」)

なお、本来の意味合いと異なるケースもあります。ご注意ください。

※ここでの「校正」の定義としては、主に印刷物を作成する際に、意図した内容になっているかどうかを、クライアント/制作会社/印刷会社が確認する為の出力物のことです。
※実は、そもそもの前提として、一般的に紙の印刷物は、パソコンのディスプレイ上の色と同じ色で簡単には出力できません。その日の気温・湿度・インクの種類・紙の種類(紙自体の白さ)に影響を受けます。

■「色校正」(いろこうせい)

・色校正とは、印刷物への印刷(出力)が、「狙った色」になったかどうかを確認する校正の事です。

(解説)
・色校(いろこう)とも言います。
・基本的に、試しに印刷(プリント)した印刷物で行います。
・校正「出力」のおそらく8割ぐらいの理由が「色校正」です。(これは、私の感覚になりますが)
・実際に印刷してみると、意図した「色」と異なる場合があります。そのため本生産前に、試しに印刷してみて意図した「色」となっているかどうかを、クライアント・デザイナーと確認します。パソコンで作成したデータ上では表現できていても、実際に印刷してみると違った印象になる場合がありますので前回のコラムで記載した「本紙校正」「本機校正」を利用して色の調整を行います。
・蛍光色と呼ばれる、鮮やかなピンク、オレンジ、緑などはオフセット印刷のCMYK(4色分解)では再現が難しいため特色に置き換えないと、狙った色にならない場合があります。

・ちなみに「白」は、紙への印刷の場合には印刷自体を行わない部分ですので、「紙自体の白さ」が関わってきます。メーカーによっても「青っぽい白」「黄色っぽい白」「赤っぽい白」など変わりますので、こだわる場合には事前の確認が必要です。
・また、ポスターと販促物など、用紙が異なる場合、「コート紙」「カード紙」「コートボール」などの素材自体の色の影響を受けて、まったく同じ内容のデータでも、色が沈んでしまったり(暗くなる)、発色が良くなったりと用紙自体の影響を受けることを認識しておきたいところです。

*紙の種類に関してはこちらのコラムをご覧ください。「販促用語集 Vol.12 【カード紙】【コート紙】【スペシャリティーズ】【ユポ紙】【コルトン】

■「文字校正」(もじこうせい)

・文字校正とは、文字内容が適切か(誤字・脱字・表現違い・過不足)の確認する校正の事です。

(解説)
・文字校(もじこう)とも呼ばれます。
・印刷して行うこともありますし、データ上で行うこともあります。
・価格表記、発売時期、成分表記など印刷物には様々な文字内容が配置されますが、デザイン作成時のコピー&ペースト、薬事チェックなどの表現の確認などで、製作の時を経て内容の修正がはいっていきます。HPやデジタル広告などで修正を入れるようなデータ上での差し換えなどと比較すると、印刷物を出力・量産した後では、「訂正」が、かなり大変なことになります(コスト・期間など)。そのため、校正出力時には「文字校正」も行います。
・品名/キャラクター名など、一般的な表現と整合しているかの確認ができないものは、正しい表現の元データと照らし合わせる確認が必要です。

■「立体校正」(りったいこうせい)

・立体校正とは、実際に組立を行い、問題無く組立できるかを確認する校正の事です。

(解説)
・立体物を作る際に(ここでは主に紙什器として)、意図した形状に組立できるかどうか、また意図した位置にデザイン内容が反映されているかどうかを確認する校正です。
・印刷の無い状態で抜いた(型抜きした)印刷物(たたき見本)を組み立てて、形状に問題ないかをチェックすること。
・色校正で出力した印刷物を、CADカットを行い、色付きで組み立ててチェックすること。
・組み立てた什器に、商品が意図した通りに陳列できるか、デザインが隠れてしまう部分がないかなどを確認します。
・「実際に店舗で使用する状態で確認」を意識して、最大陳列を並べてみる事で、意図した設計(デザイン)になっているかを確認します。
・印刷物/樹脂(アクリル)/スチール什器(鉄)/LED(電飾)などの、複合素材(異素材の組み合わせ)での什器作成の際には、必須とも言える校正かと言えます。

まとめ

色校(いろこう)、文字校(もじこう)など、文字でみるとなんとなく色に関連することなのかな、文字に関連することなのかなとイメージが付くかも知れませんが、口頭の会話の中だけで聞いてしまうと、印刷に関わりの無い生活を送ってきた方には、不思議な語感に聞こえるかもしれません。
販促物の作成においては、必須とも言える用語になりますので、是非、「共通言語」として覚えて頂けますと幸いです。

ちなみに、「立体校正」は、印刷業界の方にも、もしかしたら聞きなじみのない言葉かもしれませんが、弊社(東具)では、立体物を取り扱う案件を多数取り扱っていることもあり、日常的に行っています。
「加工見本」(かこうみほん)という呼び方で、実際に組立した見本で確認しているケースもあると思いますが、ニュアンス的には近いと思います。

これらの「校正」を通じ、クオリティUPと意図しない不具合を防ぎ、販促業界を盛り上げて行きましょう!

投稿者

柴田

セールスプロモーション事業部 東日本エリア 営業チーム

柴田

多機能マウスを推進する営業課長。
良い道具を使って毎日のクリエイティブを快適に。

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