2025.11.12雑記
個人的2025年流行語大賞
株式会社東具 セールスプロモーション事業部 西日本エリアの山内と申します。
このコラムを書かせて頂いているのは11月6日なのですが、ちょうど昨日「2025年新語・流行語大賞」の候補となる30のノミネート語が発表されておりました。
今回はその中から「個人的2025年流行語大賞」を勝手に考えてみたいと思います!
ちなみに10年前の2015年の大賞は何か皆さんご存知でしょうか。
「爆買い」です。ちょうどインバウンドで日本に海外観光客がたくさん来ていた時期ですね。
5年前の2020年だと「3密」なのですが、コロナウイルスのピーク時からもう5年も経ったのか・・・と振り返ってみて時の流れの速さに驚きました。。。
■3位:国宝(観た)
皆さんは映画「国宝」を観られましたでしょうか。
私は8月頃に観たのですが、今まで映画館で観た映画の中で一番いい意味で生々しい、人間臭い映画だったと感じました。
あまり詳しく書いてしまうとネタバレになってしまうのですがせめてこれだけは…
「本物の歌舞伎が見てみたい!!!」です。(笑)
俳優さんの演技も非常に素晴らしく、映画というより歌舞伎を鑑賞している感覚だったのですが、歌舞伎座で観るとどんな雰囲気なんだろう…ととても興味が湧きました。
実際、国宝の影響で歌舞伎座で初めて歌舞伎を観られる方は増えているようです。
国宝を観た日、立て続けに「鬼滅の刃」も観たのでアドレナリンがすごかったです(笑)

■2位:働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相
10月に、女性初の内閣総理大臣に就任された高市早苗さんの言葉です。
これだけ読むとインパクトがすごいですが、私は単純に同じ女性としてかっこいいな、と感じました。
ワークライフバランスが謳われている世の中なので批判の声もありましたが、働くことに対してのバランスは人それぞれで、各個人が自由に選択できれば良いと思います。
私も高市さんと同じく(?)女性初という肩書きを持っておりまして、東具で女性初の産休取得・復帰した営業です。並べるのもおこがましいのですが、勝手ながら「私も女性初か…」と気持ちが改めてキュッと引き締まった感じがしました。
推し活ならぬ「サナ活」というムーブメントも起こっているそうです。
女性初ということもあり、今までの総理大臣とは違った注目のされ方をされているように感じます。今まで政治に興味がなかった層が興味を持ちだすきっかけにもなったと思うので、今後の動きにもぜひ注目したいです!
■1位:平成女児
私は平成3年生まれなのですが、最近の平成生まれの購買欲を刺激してくるグッズが多すぎて本当に困っています。皆さんマーケティングが上手すぎます(笑)
懐かしいキャラクターのガチャガチャや、文房具など、1つ買い始めると止まらなくなりそうなので我慢しつつも少しずつ投資しております。
子どもの頃はおこづかいでしか買えなかったものも、大人になると自分のお金で好きなだけ買えるのがまた危ないですね…。
XなどのSNSで「平成女児あるある」のような投稿もよく見受けられるのですが、「このデザインの裁縫箱使ってたー!」「バレンタインはアルミカップにチョコ溶かしてたー!」などニヤニヤしちゃうような内容が多々あります。(共感してくださる方もいますでしょうか)

「ノスタルジアマーケティング」からこの流行は生まれたのだと感じているのですが、以下の内容となっております。
以下、引用です。https://tandemsprint.com/article/395/
近年、マスクや社会的距離の慣行、在宅勤務などによって、閉塞感を感じる人が多くいます。このような社会環境の変化の中で、数十年前の良い思い出を蘇らせるような、馴染みのあるエンターテイメントを探し求める傾向が強まってきました。
実際、最近の調査( https://latana.com/post/nostalgia-marketing/)では、消費者の半数以上が、若いころに見たテレビ番組や映画、歌に安らぎを見出していることがわかっています。
ノスタルジーが退屈、孤独、不安を和らげるということは、実は何年も前から研究されています。人生の難しい転換期やストレスの多い瞬間に対処する効果的な方法としてノスタルジーが有効だという研究もあります。つまり、不確実性が続く現在、人はノスタルジーに安らぎを見出しており、今こそ、ノスタルジア・マーケティングの需要が高まっています。
ノスタルジア・マーケティングとは、過去のポジティブで親しみのあるコンセプトを利用して、新しいアイデアに対する信頼を築き、現代のキャンペーンを活性化させる戦略です。ターゲット層がすでに好きなもの、思い出のあるものを活用して、自社ブランドへ誘引する戦術です。
確かに懐かしいものに触れるとほっこりしたあったかい気持ちになりますよね。
新しいものを情報収集して試してみるのも面白いですが、あえて子どもの頃にハマったものを思い出してみるのも良いかもしれません。
■まとめ
もう今年も残すところわずか2ヶ月ですね。
私は1年の流行を振り返ることができるので、この「新語・流行語大賞」はわりと毎年注目しております。
知らない言葉もあるかと思いますので、これを機に調べて2025年のトレンドを把握しておきましょう!
今回も最後までご覧頂きまして有難うございました。














